部屋の中に射し込む陽光は、奇跡のようだった。
血の匂いが取れないのだと、震えていた君の背にそそがれる。
闇の色に沈んだ瞳に、微かにも映りこんで輝く。
揺らめく君の目から、ただただ静かに流れ落ちる涙。
透明な滴は、君の心からあふれでたものだ。
君は変わらない、いつだって。
暖かい光の下で笑っていた時と同じ。
大丈夫、暗闇の中でも、君なら。
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真剣に向き合うって、どういうことだろう。
いつも素敵なお題をお借りしています。
[徒然なる1000のお題]より
0010:理想的な綺麗事
反転コンタクト様
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